酵素風呂にはどんな効能があるの?デメリットはないの?

酵素は食べたり飲んだりするだけでなく、お風呂に酵素を混ぜる酵素風呂もあります。酵素風呂にデトックスを期待して、健康や美容目的で取り入れられています。酵素風呂は酵素浴とも呼ばれます。しかし、私たちが普段入るお風呂とは違い、お湯の中に入るわけではありません。

酵素風呂は、電気やガスを使わない発酵熱を利用したお風呂だからです。酵素はタンパク質の一種であり、人間にとって生きていくのに必要な成分です。酵素風呂とは、自然発酵熱を利用したお風呂のことです。酵素を生み出すための酵母をパウダー状にし、木製の浴槽におがくずや米ぬかを溜め込み、酵素液を混ぜ込みます。
酵素液は果物や野菜などを熟成して発酵させた酵素の原液です。

酵素風呂に使う酵素液は、日本酒から作られた酵素液や、植物などから発酵して作られた発酵原液を混ぜ合わせています。

ドリンクタイプとは異なり、発熱力を重視した酵素液です。

酵素風呂の種類は大きく分けると2種類に分かれます。おがくずのみを利用したお風呂と、米ぬかのみを利用したお風呂に分けることができます。おがくずだけで発酵することはできない為、発酵熱を維持するために酵素液を定期的に混ぜます。また、おがくずのみの酵素風呂は酵素の量が少ない為、米ぬかを混ぜて作ります。

米ぬかの酵素風呂は、おがくずのみの酵素風呂と比べて、ビタミンなどの美肌成分が豊富です。酵母の中でも米ぬかは、特に多くの酵素を生み出します。ですから、酵素液を加えなくても微生物の培養発酵ができます。発酵温度は60〜70度ですが、体感温度は40度前後です。普段のお風呂と変わらない温度で入ることができます。しかし米ぬか特有の香りが強いため、苦手な人もいます。

酵素風呂に入ることによって期待できるメリットは主に3つ。

  • 発汗作用による新陳代謝の向上
高い発酵温度によって、たった15分の入浴でも大量に汗をかきます。その為新陳代謝の向上を期待できます。新陳代謝の向上に伴って体温が上昇します。そして血流がよくなり、細胞の新陳代謝も活発化されます。新陳代謝の活発化によって免疫力の向上や、アレルギー症状の軽減が期待されています。

  • 美容・美肌に
酵素が肌に触れることによって、全身の美肌を期待できます。また毛穴が広がっているため、汚れも落としやすくなります。米ぬかメインの酵素風呂の場合は、米ぬか自体に美白作用があります。シミやくすみ対策だけでなく、角質ケアもすることができます。

  • 褐色脂肪細胞の活発化で脂肪燃焼にアプローチ
背中だけでなく、首や脇に存在している褐色脂肪細胞。この細胞は脂肪を燃焼させて、エネルギーに変換してくれる役割をもっています。酵素風呂によって褐色脂肪細胞を温めることによって、褐色脂肪細胞が刺激されます。その為、ダイエット目的としても利用されます。

酵素風呂の危険性やデメリットについて

酵素風呂に危険性はありませんが、お風呂や温泉と同じように、長く入浴しているとのぼせます。体感温度はちょうど良くても、実際の温度は60〜70度です。入浴時間には注意してください。

また、米ぬかの量が多い高い酵素風呂は、米ぬか特有のにおいが体から落ちづらくなることもあります。においが気になる人はシャワーキャップなどをして、髪の毛にニオイがつかないようにするのが賢明です。酵素風呂はまだまだ認知度が低く、店舗数も少ないです。ですから、。体験してみるのも難しいのが現状です。

また、好転反応を期待するのは危険です。好転反応とは、老廃物の排出に伴って、肌に吹き出物ができたり、肌荒れを起こす反応のことを指しています。

大抵の場合は、数日で治まると言われています。しかし、西洋医学においては、好転反応に根拠は示されていません。ですから異常を感じた場合は、我慢することなく病院の診察を受けてください。

酵素風呂の効能は、体質によって個人差があります。酵素風呂を利用するときは、体質や体調を考えて入浴してください。また、酵素風呂の湯気にはマイナスイオンが含まれています。心を落ち着かせて日頃の疲労を取るのにも適しています。
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